専任技術者

建設業許可を取得・維持するためには、専任技術者と呼ばれる、一定の資格や経験を持つ技術者を営業所ごとに専任で配置する必要があります。専任技術者は、当該営業所の常勤職員の中から選ぶ必要があり、建設工事の請負契約に関する見積り・入札・契約締結等など重要な役割を担います。

 

また、建設工事の現場では、主任技術者や監理技術者といった専門の技術者を配置する必要があります。
主任技術者は、すべての建設工事に配置が義務付けられており、施工の技術上の管理をつかさどります。一方、監理技術者は、一定規模以上の下請契約を締結した工事に配置が義務付けられており、下請業者の指導・監督を含めた総合的な管理を行います。

 

主任技術者・監理技術者になるためには、それぞれに定められた資格要件や実務経験が必要です。
詳しくは、国土交通省参考資料「技術者制度の概要」をご覧ください。

 

 

 

専任技術者の資格要件

 

 

 

建設業許可申請における専任技術者の要件は複雑であり、書類の準備や手続きにも専門知識が求められます。また、専任技術者の資格要件を１０年の実務経験で証明する場合は特に多くの資料が必要になります。
もし、専任技術者の選任や配置でお困りの場合は、お気軽に当事務所までご相談ください。